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FP通信2022.05.25

【江本】ご相談が多いお子様の教育資金の積み立てについて

こんにちは!江本です。


前回に続き、お子様に関係する相談が多い中から、
今回は教育資金の積み立てについて、お伝えしたいと思います。


ライフプラン上、一般の家庭は2度破産すると言われております。


破産は大袈裟かもしれませんが、厳しい状況がくるということです。


その1度目が教育資金のピーク(大学資金)時に住宅ローンの支払いもある場合。

さらに、お子様が2人、3人いらっしゃったら、ピークが重なり、より大変ですよね。


そして2度目は、定年退職後から年金受け取りまでの無収入の時。


その1度目の対策として、皆さんがされているのが学資保険ですよね。


ということで、この『学資保険』について、お話しさせていただきます。


私が金融の仕事を始めたのは2007年でした。


勤めた会社が学資保険ではとても競争力がある会社で、当時の返礼率が116%でした。


徐々に落ちていき現在は106%なのですが、
当時の返礼率は高くてお宝でした!とは実は言い切れないのです。


なぜか!?


学資保険は通常、お子様が産まれて加入するもので、
0歳から大学入学の18歳まで積み立てていく商品となります。


その18年の間で実は授業料も上がっていっているのです。


私立大学の授業料は、昭和50年15.3万
昭和60年36.8万
平成9年62.9万
平成24年72万
平成30年79.3万


実は過去の統計上、学資保険の利率より授業料の値上がりの方が勝っているのです。


ではどのようにすることが最善なのか?


それはしっかりとお金に働いてもらう、つまり運用(投資)することです。


選択肢としては投資信託(積立NISA)や変額保険などがありますが、何がお客様自身にあっているのか、しっかり選択することが重要だと思います。


今回のお話はここまで。
次回お楽しみに♪

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