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FP通信2022.03.17
【万江】住宅購入値上げの時期「100万円も上昇」もある?!
こんにちは。
万江です。
昨年の年末ごろ、ある工務店の社長から聞いた話。
2022年の4月から住宅設備が大幅に値上がりするので、新築建の価格が100万~200万円くらい上がるかもしれない。
<今起きてること>
✓オミクロン株が猛威を振るいコロナ禍が収まらない状態
✓ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の上昇
など住宅業界にも繋がる暗い影を落としてます。
~2021年12月7日の付日経新聞記事~
住宅設備・建材の国内大手LIXIL
→2022年の4月1日受注分からの大幅な値上げを発表
値上げに踏み切ったのは、トイレや住宅用の窓サッシなど14種類で、アルミや樹脂、半導体など原材料価格や物流コストの上昇を商品価格に転嫁したそうです。
<上げ幅は下記のとおり>
・トイレ:2~33%程度
・住宅用の窓サッシ:10~12%程度
・水栓金具:10%程度(一部の部品は210%)
・浴室・ユニットバス:4~39%程度
・キッチン関連:2~11%程度
・洗面化粧台:2~7%程度
おいおいユニットバスについては最高39%!!!
さらにさらに。。。
~2022年2月9日の日経電子版記事~
積水ホームテクノ
→4月1日受注分からユニットバスを値上げ(値上げ表明は初めて)
原料のエポキシ樹脂とガラス繊維が高騰しており、製品価格に転嫁して採算を改善する。
→「製品のモデルチェンジなど通常の対応ではコスト増を吸収しきれなかった」とのことでした。
値上げされるのはバスタブやシャワー、風呂場の床などが浴室のセットになったユニットバス。
・値上げ幅は戸建て住宅やマンション向けの「バスサルーン Escort」で8%
・戸建て向けの低価格モデル「バスサルーン Roomy」で12%
・アパートなど集合住宅向けの「バスコア BP・BSシリーズ」で24%
住宅資材の値上げといえば、2021年中盤には木材価格高騰の「ウッドショック」もありました。
なかなか下がる見込みのない木材・鉄・建築資材については今後も高止まりの状況は続く見込みです。
「近いうちに新築住宅の購入を」とお考えの方は、無理のない資金計画を組めるのなら、ご購入時期を少し前倒しで検討してもいいのかもしれませんね。